小さい頃、

朝、母が起きると

 

洗濯機がバタバタと騒ぎ、

コンロにかけられたフライパンや鍋がクツクツと飛び跳ね、

開けられたカーテンから「おはよう」と太陽がさして、

それまで眠っていた家が目覚め始めた。

 

今年最後の朝。

そんなことを思い出しながら家中を起こして回る。

この先ずっと家中を起こして回る朝が続く。

年の瀬に変わらない事を想う。