子供の頃、落ち込むことや気にいらない事があると決まってふて寝をしていました。

時には夕飯も食べずにそのままなんて時もありました。

そうすると夜中にお腹が空いて目が覚めるんです。

台所へ行っても夕飯は片付けられ空っぽ。

気配を察して起きてきた母が毎回熱々のご飯と紫蘇ふりかけでおにぎりを作ってくれました。

程よい塩気と柔らかくほぐれる硬さが優しくて、
ふて寝をした理由なんて吹っ飛んでいってしまうほど美味しかったのです。

 

先日、年甲斐もなくふて寝をしてしまいました。

気付いた時には真夜中でした。

食べる物がご飯くらいしかなく、
久々に紫蘇のおにぎりを握って食べました。

母の味そのものではないけれど、あの時のように「まぁいいや」と思える、三角おにぎりのおまじない。