こころが疲れやすい時って
こころのバリアが薄くて広範囲で敏感な状態になっているのかも知れません。
少しでも他者がバリアに触れると警報装置が鳴る。
時には近くを通っただけでも作動してしまう場合も…
更に広範囲だから一日に何度も警報装置が鳴り響くから
その対応でヘトヘトになってしまう。
こころのバリアは風船をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
膨らませば大きくなるけれど膨らんだ分だけ薄く割れやすくなります。
空気を抜けば縮んで引っ張っても伸びるだけで割れないですよね。
なので可能な限りバリアの範囲を狭くして自分と近づけて密度を濃くする。
警報装置が鳴る回数が減って密度が高いバリアにしっかりと守られると
自然とこころが疲れにくくなると思います。
敏感の反対は鈍感です。
だからと言ってこころを鈍感にするのは少し違うと思います。
こころの在り方ってそう簡単には変えられないから
現状のままのこころで、こころに張るバリアの張り方を変える。
身近に起きる出来事を全て拾う必要はそこまでないと思います。
自分に関することと守りたいものに関することだけとかで十分です。
なので、こころが疲れたと感じたら
今張っているバリアの範囲と密度を見直す時期が来ているということです。

心地良い範囲と密度が見つかりますように。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
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名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。
趣味は読書と写真と秘密基地探索。
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