心の中にいる“厳しいわたし”をそっと休ませる時間。
“厳しいわたし”の声が大きくなるとき
失敗したとき。
人との関係に行き詰ったとき。
これまでの人生を振り返ったとき。
最初は反省だったのに、
いつの間にか心の中で“厳しいわたし”の声が大きくなって、
次から次へと責め始めてしまう。
止めようとしても、
未完了のまま引き出しにしまった色んなことが、
“厳しいわたし”の声で溢れ出してくる。
それでも“厳しいわたし”は必要な存在
けれど、“厳しいわたし”がいるのは悪いことではありません。
それは、これから成長していくために欠かせない存在です。
わたしを支えてくれる場面もある
正念場でくじけそうな時に奮い立たせてくれたり、
社会のルールを外れそうなときにブレーキをかけけてくれる、
そんな頼もしい一面もあります。
今は“優しいわたし”の出番です
でも―――今、心が弱っているなら出番ではありませんよね。
きっと今は「いいじゃないの」と言ってくれる“優しいわたし”の番です。
“優しいわたし”でこれからの言葉をそっと繰り返してみてください。
やさしい言葉で、心を整える
「お疲れさま、少し、疲れたみたいですね。
わたしの全部が悪いわけじゃない。
たとえ悪い所があったとしても、それは一部分。
一度、ゆっくり深呼吸しましょう。」
もし、“優しいわたし”が少し恥ずかしがり屋さんなら、
誰か―――これまで出会った人や、好きなキャラクター、
心がほっとする誰かの声でイメージしてみてください。
“厳しいわたし”が大きくなったり
他者から厳しい言葉を掛けられたときに
そっと心の中で、優しい肯定的な言葉をかけてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
小さな一歩が、大きな安心につながります。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
-
名古屋市南部を中心に、ルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングをしています。
言葉にする前の心の声にもそっと寄り添い、少しでもほっとできる時間を届けたいと思っています。
趣味は読書、写真、カフェ巡り。
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