空、見上げてますか?
決して同じ空を見ることはできません。
1日1日、一瞬一瞬形を変え、色を変える空。
人の表情や感情に例えられることが多いのはきっとそれが理由かな?と思います。
青い空を見上げてこころがスっと晴れた・・・そんな経験ありませんか?
空を見ると嫌なことも何となく いいや と思えること、ありませんか?
高い高い空。
そこまでもどこまでも続く空。
なぜ、空を見るとこころが晴れるような気持ちになれるのでしょうか?
色彩心理学的に青は心身の興奮をおさめたり、
感情に囚われず冷静に物事を判断できる効果があると言われています。
これは青(青い光)が「副交感神経」を刺激して脈拍や体温を下げ、
呼吸をゆっくり深くさせる効果があるからだと言われています。
また、長時間の集中力を助ける効果もあり、単純作業や頭脳を使う作業をする際にも
効果的な色であると言われています。
作業着の色が青に近い色であることや、勉強をする際(特に暗記などの集中力を要するもの)に
青ペンを使うと効果があると言われる理由もここから来ているものだと思います。
例え今日の天気が雨や曇りであっても、空は必ず晴れてますよ。
あなたが見上げるところからは雲で遮られ見れなかったとしても、
空は青く太陽の光が燦々と降り注いでいます。
今は曇っていてどうしようもない天気かも知れません。
でも、毎日ではありません。
明日になったら、もしかしたらもう少ししたら綺麗な虹が空いっぱいに掛かるかも知れません。
今すぐ、青い空が見たい!!と思うのであれば、少しだけイメージを膨らませてみてください。
目を瞑って、あなたがみた空の中で最も綺麗だと感じた空を思い描いて見てください。
空の高さは誰にとっても平等です。
「落ち込んだ時こそ上を見て」ってきっと、
「いつだって空は青くて広くて自由なんだよ」って意味が込められているのではないでしょうか?
たまにはぼ~っと頭の中を空っぽにして空を見るのもいいかもしれませんね。