ラジオ体操
最近いつしましましたか？
夏休み中、眠たい目をこすりながら蝉の声を聞きつつ毎朝通ったという体験。
きっと誰しも1度はあると思います。
リフレッシュとラジオ体操。。。
何となく結びつきそうで結びつかないという方もいらっしゃるかと思います。
元々ラジオ体操は1928年に健康増進を目的に考案された体操です。
1999年には「みんなの体操」として、年齢・性別・障がいの有無に左右されない
すべての人が楽しく安心してできる体操として新しく考案されています。
また、ダイエットの観点からも近年注目を浴びていて、別名「究極の全身体操」と呼ばれています。
ラジオ体操第一と第二を続けてすることで約25キロカロリーの消費が見込まれています。
25キロカロリーなんて･･･と思う方もいらっしゃると思いますが、
早い速度で3分間ウォーキングした時とほぼ同等の消費カロリーだそうです。
3分間ハイペースでウォーキングするよりも、
部屋でラジオ体操をする方が続けられそうな気がするのは私だけでしょうか・・・。
こころのリフレッシュの面から考えても効果はあると思います。
全身の筋肉をくまなく動かすので緊張や気持ちがふさぎがちになりそうな時には
身体を動かして伸ばすので良いのではないかと思います。
またラジオ体操第一の後には深呼吸も含まれているので無理なく深呼吸ができます。
運動をすることでエンドルフィンという幸福感・集中力・記憶力などを上げる神経物質が脳内で分泌されます。
そして、個人的に注目しているポイントはあの聞きなれた男性の声です。
冒頭でも触れましたが、誰しも1度は耳にしたことのあるあの声。
高くも低くもなく聴きとりやすいあのナビゲーションの声で体操をすることが重要だと思います。
不安になったり緊張した時に聞きなれた声や顔を見てふっと一瞬でも安心した経験はありませんか？
聞き慣れたアーティストさんの曲を聴くのも良いですが、
歌詞にはメッセージや意味が込められています。
その時々によってこころにマッチしなかったり、気が散って歌どころではない場合もあります。
しかし、ラジオ体操のあの声には「体操をナビゲートする」以上のメッセージも意味も込められていません。
長いことラジオ体操をしていない人は、あの声のナビゲーションを頼りに身体を動かす他ありません。
実際私もこのコラムを書く前にラジオ体操第一を曲なしでしてみたのですが、
「あれ？どうだったけ？」と思い出せない個所や順番が前後した箇所がありました。
2度目にして曲を掛けて「あぁ、そうそう」と若干の懐かしさを感じつつ無事第一をすることができました。
ヨガやウォーキングなど身体を動かすことが時間的にできない場合、
今すぐ短時間でリフレッシュしたい！という場合におススメです。
できれば朝日を浴びながらするのが身体のメカニズム的には良いのですが、
朝はゆっくりお布団で寝ていたい･･･という方は
お昼休みや夕方でもリフレッシュ効果はあると思います。
ちなみにダイエット目的も兼ねる方は、
1日のうちで最も体温が高くなる16時～18時ごろが効果的にカロリー消費ができます。
習慣化することができれば、基礎代謝アップも期待できます。
こころのリフレッシュとダイエットが同時にできるって言う事なしですね！