UnsplashLiana Sが撮影した写真

誰かにやさしくしましたか? 

 最近、誰かに優しくしたことはありますか?

人に優しく接している人ほど、うつ病のリスクが低いと言われています。
優しさや寛容さは、ストレスを和らげるホルモン「セロトニン」の分泌を促し、心を穏やかに保ってくれます。
つまり、優しさは心に効く自然療法のようなものです

優しくすることで脳がリラックスし
「自分は誰かの役に立てた」という実感が生まれます。
それが自己肯定感を育て、日々のストレスを和らげてくれる。
他者への優しさは、最終的に自分を癒す力に変わっていきます。


優しくする余裕がないときこそ

とはいえ、いつも人に優しくするのは簡単ではありません。
疲れている時、心に余裕がないとき、
人の言葉に敏感になってしまうこともあります。

そんなときは、まず自分に優しくしてみることです。
「今日はここまでで十分」「頑張ったね」と
自分をねぎらうだけでも、心は少し軽くなります。
自分を大切にできる人は自然と他人にも優しくなれるものです。


小さな優しさの積み重ね

優しさは、大袈裟なことをする必要はありません。
通りすがりの人に笑顔を返す。
誰かの話を途中でさえぎらず、最後まで聴く。
困っている人に「どうしましたか?」と声をかける。

そんな小さな行動が、思っている以上に心をあたためます。
そして、「自分は優しい人でいられる」という小さな自信を育ててくれます。


優しさの連鎖「ペイ・フォワード」

「ペイ・フォワード(Pay It Forward)という言葉を聴いたことがありますか?
誰かかから受けた親切を、その人に返すのではなく、次の誰かへ渡していくことです。
そうして優しさが循環していくことで、正解は少しずつ穏やかになっていきます。

この考え方を広めた映画『ペイ・フォワード 可能性の王国』もおすすめです。
観終わったあと、やわらかな涙がこぼれ、
人の思いやりがどれほど、世界を明るくするかを感じさせてくれます。


人に優しくすることは、周りを幸せにするだけでなく、
自分自身を支える心の栄養にもなります。

疲れたときこそ、誰かにやさしさを。
その一歩が、あなたの明日を素敵に変えてくれるかもしれません。

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