電車乗ってますか?
通勤や通学で毎日利用されている方は多いと思います。
中には満員電車に揺られることがストレスの原因になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
決まった時間、決まった車両、決まった顔ぶれに囲まれ、決まった場所へ行く。
考えるだけで嫌になる!!という方もいらっしゃるかと思います。
もし、通勤・通学はと異なり、何も決めず、行き先も気持と足の赴くまま乗る電車だったら…
少しワクワクしませんか?
電車は近年ブームになっています。
鉄道マニアとか鉄男、鉄子と呼ばれ、世代・年代問わず人気です。
乗り鉄(電車に乗ることが好きな人)とか撮り鉄(電車の写真を撮ることが好きな人)という造語も生まれました。
マニアとまではいきませんが、電車に乗ることが好きです。
なぜ好きになったのか、リフレッシュ方法と絡め書いてみたいと思います。
*定期券や入場券を片手に気になる駅で降りるふらっと旅*
毎朝のように乗る電車は乗る駅と降りる駅が決まっています。
通過するだけの途中の駅や、目的地より先の駅は未知の世界です。
線路沿いの道やお店は見たことがあっても、実際に入ったり、歩いたりすると全く別の印象を受けます。
駅前の商店街にはきっと新しい発見がゴロゴロあるかもしれません。
商店街がなくとも、
おしゃれなカフェを見つけたり、お気に入りの夕日スポットが見つかるかもしれません。
今度誰かを誘って来てみたいなと思うかもしれません。
お休みや少し早く帰れる度に
「今日はこの駅で降りてみよう。次はこの駅にしよう」と巡ることで
通勤・通学の楽しみが増えると思います。
定期券の範囲ならお金もかからないので経済的です。
*ローカル線を楽しむ*
日本格地にあるローカル線…良いですよ。
高校生の時に写真部の合宿で飯田線を制覇してから電車に乗るのが好きになりました。
正直それまではあまり興味がなく、移動手段の1つでした。
合宿の帰りに各駅停車(94駅)で6時間も揺られるなんて…寝るしかないじゃん!と思っていたんですが。
軽くカルチャーショック受けて、思い切り心を鷲掴みにされました。
なぜなら・・・
ワンマン電車でボタン式開閉扉。
無人駅もあればコンクリート詰めの謎の駅に秘境のような景色。
ついには風呂敷いっぱいに野菜を包んで背負ってくるおばあさん。
地下鉄とJRを少々たしなむ程度しか乗ってこなかったので、6時間ずっと驚きとときめきでいっぱいでした。
部員全員…といっても当時は3人でしたが、顧問の先生やOBの先輩と数人で
ほぼすべての駅名標(駅の名前の看板)を撮れる限り撮ったのは今でもいい思い出です。
後の文化祭で撮り漁った駅名標をずらーっと展示し、
一部の生徒を除く大勢からドン引きされたのはある意味清々しかったです(笑)
今からほぼ10年前はまだまだ写真も鉄道もマニアックだと思われていたので仕方ないです。
きっと今なら理解してくれて感動する人が増えてると思います★
そこまではしなくとも、日常から少し離れた環境へ行くというのは
刺激は十分ですし、リフレッシュ効果も期待できます。
ローカル線の場合、レトロな雰囲気があるので古き良き日本の情景が垣間見れ
どことなく心がほっこりします。
商店街にある駄菓子屋さんの入口にある綿あめ機の値段が50円だった時と同じくらいのほっこり加減。
伝わりづらいかもしれないのでもう1つ言うと…
冬のこたつ+ミカン+猫+TVのリモコンくらいのほっこり加減です。
*少しリッチな鉄道で季節や土地の名産品を楽しむ*
今人気の富士山特急、寝台列車、トロッコ列車に乗って駅弁を楽しむのも良いです。
駅弁はエプロンしたおばさんが売りに来るのが私の中のベストです。
エプロンのポケットの中のお釣りをジャラジャラ探しながら
「どこから来たの?」「どこ行くの?」「あぁ、だったらここ行きなよ」とか会話するのが旅の醍醐味です。
駅弁食べながら車窓から見える絶景を見つつ、
お昼から冷えたビール飲んでくぅ~~ってなって、行き先が温泉だったら?
最高じゃないですか!
その土地の人と会話して、季節ごとの景色を楽しみ、名産品や伝統の味を食べると元気になれます。
ずっと私の趣味嗜好の話ばかりなので最後は少し真面目に・・・
*1/fゆらぎを感じる*
電車特有の「ガタンゴトン」という揺れを1/fゆらぎといいます。
電車でついウトウトしたり、時々乗り過ごしてあちゃーって経験ありませんか?
原因は1/fゆらぎです。
1/fゆらぎとは?
パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのことで、
だたしfは0よりも大きい有限な範囲のものとする らしいです。
文系人間の私にはさっぱり理解できないのでwikiから引用しました。
この現象説明すると難しいですが、自然現象として様々なところで起きています。
例えば、生まれる前に私たち全員必ず経験しているんです。
お母さんのおなかの中で、お母さんの心臓の音こそが1/fゆらぎなのです。
最近では赤ちゃんに聞かせると泣きやんだり、寝るアプリや、
リラックス効果のあるヒーリング音楽にも1/fゆらぎを取り入れているそうです。
他には、小川のせせらぐ音・木漏れ日・蛍の光・ろうそくの炎の揺れも1/fゆらぎをしています。
とある調査によるとTVで焚火の映像を流すだけで視聴率が伸びると言われ、実際に検証した番組もあります。
やはり要因は1/fゆらぎだと言われています。
生まれる前から刻み続けている心拍そのものが1/fゆらぎなので、外的にこのゆらぎを感じることでリラックスするのです。
最後に究極のリフレッシュ法を提案すると…
1/fゆらぎを電車で感じながら自然豊かな土地へ行き、
小川のせせらぎを聞きながら木漏れ日のなかをウォーキングやピクニックをして
暗くなったら蛍の光に癒されて、焚火を炊き、星を見上げたら相当な効果があると思います。