今日で入籍して1カ月になります。
想うことを少し書かせて頂きます。
他人同士が家族になる。それは簡単な事ではありません。
お互いに違う環境で生まれ育ち、同じ屋根の下で暮らす。
まるで異文化交流のようです。
そのことについてはまた今度詳しく書きますが、
入籍して1カ月の今日。大家族の番組が放送されていました。
過去に2度の流産を経て、何人ものお子さんを持つお母さんが新たな命を生むまでのドキュメンタリー。
私も4歳離れた妹と6歳離れた弟がいるので、姉としていつ兄弟が産まれてくるのだろうかと、
ワクワクどきどきした経験があります。
「お姉ちゃんになる」その重圧は大きいものでしたが、
それよりも妹や弟が産まれてくる喜びの方が大きかったのを今でも鮮明に覚えています。
男の子でも女の子でも良い。
どんな遊びをしようか?なんて呼ぼうか?名前は何にしようか?
正直言うと妹と弟の名付け親なんです。
妹ならこの名前が良い!!弟ならこの名前がいい!!そう言い張って2人の名前を付けました。
漢字はちゃんと画数を見て貰ったのですが、それでも名付け親は私だったりします。
なので、今でも名前を呼ぶ度に幼い頃「お姉ちゃんになる!!」という
何とも言えない興奮の中で必死に考えた感覚を思い出します。
でも、入籍して1カ月の今日。
ずっと姉であった私が何故か「お母さんになる時はきっとこう思うんだろうな」と
親目線で番組を見て自然と涙を流していることに気が付きました。
「姉」から「妻」にシフトし、ゆくゆくは「母」にシフトするのだと
頭ではなく気持ちや心の方が先に反応していたようです。
こんなことを書くと「もしかして・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
まだまだもう少し先なようです。
残念なような、ほっと安心するような、何とも言えない気分ですが、
私たち夫婦を選んで来てくれる子どもはまだ居ないようです。
以前、こちらのブログでも書きましたが、赤ちゃんってちゃんと親を選んで来てくれるんです。
だから、まだお母さんになっていない私はどの天使の子にも選ばれていないということです。
多分私も生まれる前に「この両親がいい!」と言って来たのだと思います。
この年になってもまだなお私は両親のことが大好きです。
きっと命を終えるまでずっと大好きだと思います。
この両親を選んで良かったなと後悔することなく、むしろ誇りに感じています。
だから、いつか夢である「お母さんになりたい」という希望が大きくなったと感じました。
まだ怖くて病院で産める身体なのかなどの検査はしていません。
例え産める身体であっても、無事に産まれてくれるのかは、その子にしか分かりません。
旦那さんはまだもう少し2人の時間を・・・と言っていますが、
私はできる事なら少しでも早く選んできてくれた子に逢いたいなと思います。
大好きなお酒も、美味しいほくほくのお米の炊ける匂いも、好きな食べ物も
ダメになったり我慢したりしなければなりませんし、
辛さや不便さに心が折れそうになると想いますが、
それでも、私たち夫婦の間に産まれて来てくれようとしている子に逢う喜びには勝ちません。
惚気になるかもしれませんが、
たった一人選んだ大好きな人との間に、選んで来てくれた子が産まれてくるって
素敵な奇跡じゃないですか。
ほんの1歩私たちが違う言葉を交わして居たら、
その子はこの世に存在しない未来になっていたんですよ?
もう、どんな計算をしても求めきれない桁分の1の確率・・・なんですから。
そう考えると人生って、不思議だなと感じました。
私たちが出会った日、交際を始めた日、なんなら産まれて来た日、場所、
進もうと思った道、その1つ1つが少しでもタイミングがずれていたら、
そうは思わなかったら、お互いに知らない人同士人生を過ごしていたことでしょう。
それでも、出会って、惹かれあって、今後の人生を共に歩もうと
同じタイミングで感じたことが既に奇跡だな~と思います。
そんな奇跡の上に産まれて来てくれる子が居たら・・・
例えどんな子でも、嬉しくて幸せで愛おしくて堪らない存在になると思います。
もう、頭からかじりたいくらい可愛くて仕方ないと思います。
きっともう少し?まだまだ先に来てくれる、選んで来てくれる子に想いを寄せてみました。
したい事、教えて欲しいこと、聞いてほしいこと、会って欲しい人が沢山過ぎです。
でもね、逢って欲しい人が沢山居るって凄く幸せな人生だなとつくづく感じています。
ある日「この人はママの○○な人なんですよ~」って子どもに言える日が来たら・・・
来るって分かったら・・・そう思うだけで有り難くて、幸せで、恵まれていて・・・
子どもの頭がパンクしないか心配になったりしています。
全ての人かは分からないけれど、
自分の選んだ人と何気ない日々を過ごせて、
そこに子どもが居て、
成長を見守れるって、
何よりもの幸せだと思います。
その日常の中に不安や不満、うっぷんがあったとしたら・・・
是非正直に伝えてみてください。
きっとね、1度は愛し合った人同士なので気持ちは通じると思います。
そんな、まとまりはないけれど、
ただ日々幸せで穏やかで、
将来が楽しみで、自分には勿体ないよ・・・と思うほど素敵な日々を過ごしています。
いつかの末来ね・・・
「家の旦那、家では何もしなくて・・・ほんと土日も接待ゴルフでも行ってくれればいいのに」と
想った時に考え直すきっかけ用に書いてみました(笑)
作り上げていくのにあと50年は必要だな・・・と思った新米主婦の今日この頃。
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