Ohinasama

 

先日、お雛様を出しました。

ここ数年ずっと出せずに居たのですが、お嫁に出てふと「出そう」と感じました。

普通、お嫁に出たらもうお雛様は出さないし、

地域によっては供養されるらしいのですが、

今までお世話になった分、ちゃんとしようと感じました。

幼い頃、母の7段あるお雛様の隣に小さなガラスケースで飾られた私のお雛様。

それでも自分のがあるということだけで嬉しくて仕方なくて、

見つからないようにこっそりケースから出して一緒におままごとをしました。

おかげで手に持つ扇子がどこかへ行ってしまったのですが(笑)

 

女の子が結婚するまでに守ってくれるという雛人形。

仕舞うのが遅くなると婚期がその分遅れるとか、結婚したら役目を終えるとか

嫁ぎ先に持って行って自分で飾るとか、娘が産まれてもお雛様は必ず1人1つ・・・

などなど諸説ありますが、

沢山思い出が詰まったお雛様を手放す気にはきっとこの先もないだろうな・・・としみじみ感じました。

ひな祭りまであと1週間。

出すのが何となく面倒・・・と感じている方も多いと思いますが、

1年に1度、幼い頃自分のお雛様を見て「わぁ~」と言った記憶をもう一度蘇らせてみませんか?

きっとね、忘れていた何かを思い出すのではないかと思います。

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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