今日で8月も最終日です。

9月1日が憂鬱な学生さんが多いかと思います。

正直なこというと9月1日も2日も3日も4日もず~~~っと憂鬱じゃない?

皆は学校に行って
きっとあの教室でわいわい騒いでて
その中にはあの子やこの子がいて
何で自分がこんな目に遭わないといけないのか全然分かんない。

とかさ、

そもそも朝起きて準備してあの道のりを行くと思うとうんざりする。

とかさ、

親が学校行って欲しそうな眼で見てくるのに何も言って来なくて
申し訳ないから行くけど、保健室直行するしかないかな。

とかさ、

自分たちには自分たちの世界やルールがあって
何も考えていないわけじゃなくて、むしろ考えまくってるわけで
考えた結果が「行かない」

将来のこととかネットで色んな人の経験談や考え知って
そのうえで自分はどうしようかと考えて
時々親に話しても「学校へは行っておいた方がいい」とか
「あなたの好きにしたらいいよ」とか色んなこと言ってくるけど
本当にそうなのか、自分がどうしたいのか、実は全然わからない。

そうだよね。

迷うし、分からないし、不安だよね。

なのに進路とか将来とか先のことを決めて下さいって言われるし
もう、何からどう考えたらいいか分からなくて困っちゃうよね。

まず、学校は義務教育って言うけど行かなければならない義務じゃない。
行く権利。
行かない(休む)権利もきちんとある。だからその両方の権利を使えばいい。

高校や大学は義務教育ではないから
進学してもしなくてもそれぞれの自由です。

高校・大学と卒業して個人的に思うことは

途中、行くのが嫌になってずる休みしたり図書館や保健室に入り浸った時期もありました。
自分で選択したのに無責任だと思うかもしれませんが
そうやって時々学校以外の空間に行って色んな人と話して色んな本を読むのも
10代の私には必要でした。

まっすぐ最短ルートで目的地まで行くのもいいけれど
時々はナビの指示とは違うところで曲がったり、道草するのもいいもんですよ。

ずっと効率よく最短ルートで走ってると疲れちゃうから。
程良く息抜きをしたり、苦しい気持ちを落ち着ける方法を若いうちに
自分で見つけておくのも人生で大切なことだと思います。

私のブログのタイトル「ちょっと、より道」って言うのも実はここからきていて
カウンセラーに話すことが寄り道する感覚なくらい
手軽に身近になって欲しいなというのと2つの意味で掲げています。

明日だけが憂鬱じゃない。
毎日が憂鬱な方へ届くといいな。

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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