早いものでもう一年の折り返し。
この間大型連休だったのに、もう6月。
5月の会社からのお題について書きます。
「自分の問題を解決したい時、具体的にしていることがあれば教えてください」(くれたけ#203)
ずばり、価値観がほぼ真逆に近い人に話してみるです。
都合よく価値観が真逆な人が近くに居るはずがないと思う方もいると思います。
日々生活をしていて「この人の感覚とは違うな」と思う人、周りに1人いませんか?
1人や2人、多い人はもっと居るかもしれません。
むしろ自分と全ての事柄について同じ価値観の人を探す方が難しいと思います。
価値観が同じだと一緒に堂々巡りの渦に2人で入ってしまいます。
自分の外側(他者との関係等)の問題解決をゴールにするなら価値観は違っていた方が効率は良いと思います。
なので、あえて「きっとこの人はこの問題について私とは違う意見を言うだろうな」という人に話す。
案の定、自分とは違う考え方の回答が返ってくる。
それでいいんです。いえ、それがいいんです。
何故なら…
まずは、ぼんやりと曖昧だった自分の意見がまとまり出します。
相手の意見に「いや、そうじゃなくて」と反発や抵抗を感じたら自分の意見がある証拠です。
その反発や抵抗を切り口に考え出すことができると思います。
次に、「なるほど!」と自分では思いつかなかった解決方法が見つかるかも知れません。
自分の中では当然だと思っていたことが覆されたり、
事の次第によっては静観しておいてもいいことだと気づかされるかも知れません。
最後に、とりあえず言葉にしてみることでこころの負担が少し軽くなります。
これが何より大事です。
一番いいのは相手が親身になって相談に乗ってくれることですが
時には当てが外れてしまうこともあると思います。
そういう時は「聞いてくれなかった」と思うよりも「言葉にして出せた」と思えた方が
気持ち的に楽になるし、次に違う人に話してみる気にもなると思います。
付け加えると、話をした後はゆったり過ごすようにしています。
くつろげる空間で好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、好きなものを食べたり飲んだりします。
ずっと悩み続けるのも体力がいりますし、言葉にした後って何となく力が抜けてしまうものです。
今回は自分の外側(他者との関係等)の問題解決をゴールにしましたが
問題には自分の内側(葛藤や既成概念)も存在します。
恐らく自分の内側の問題は長い時間を掛けて形成されたものなので
同じように時間を掛けてじっくりと向き合って取り組む方が良いかと思います。
基本的に悩み過ぎずほどほどに悩むを心がけるようにしています。
問題が頻発してしまって困っている時に読むブログ↓
https://minami.counseling1.co.jp/2023/04/20/heart-145/
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