今回は好きを語ります
お付き合い頂けたら幸いです。
ドラマは内容も大切ですが、私は俳優さんで観るかを決める派です
昨年の大河ドラマ「どうする家康」に続き今年の大河「光る君へ」も1年を通じて観ていました
昨年は嵐ファンとしては観なくては!!でハマって今年は吉高さんとえもたす(柄本佑さん)と佐々木蔵之介さんが出るので観なくては!!でハマりました
数年前にハマったドラマ「知らなくていいコト」の再来?!と期待し期待どおりでした♡
戦のない平和で雅な時代。
美しい歌や物語が紡がれた時代。
一方で記録には残されていない庶民が過酷な生活をしていた時代。
学生時代は歴史や古典が覚えられず相当悩まされましたが
大人になり味わうだけでよくなり、やっと最近面白さが分かってきた気がします。
先述通りあまり詳しくはありませんが、教科書でなぞった藤原道長は私の中でしたたかな印象でした。
一族で政治の中枢を固め、更に子どもを政治に利用し、時代を思うがままに操る
左うちわとはこういうことなのか…と思い描いていました。
同じく紫式部や清少納言もしたたかだと感じていました。
女ばかりの社会でお互いに嫌味を言いながら扇子で顔を隠し「ほほほ」と笑い
その一方で現代を生きる私たちにも共感できる歌や物語を残した人たちでもあります。
数年前、福井県にある紫式部公園に行きました。
池と小川があり木や花の四季折々の表情が楽しめるとても美しい公園です。
公園内には紫式部の像が立っていて福井に滞在していた時に詠んだ歌が石碑になっています。
池のほとりに当時の建物が一部再現されていて、縁に座って池の水面をゆったりと眺めていると
日常の色々なことが空や水に溶け込んでいくような感じがしました。
春になるとずらりと並んだ藤棚が美しく有名なので興味のある方は遊びに行ってみてください
自然豊かで、何もない。
聞こえてくるのは風や水や虫や鳥の声と
きっと当時は人のささやきや馬や牛車の音くらいだったのではないでしょうか。
こんなに素敵な環境に身を置いていたら
美しい歌も心華やぐ恋もさぞ楽しかっただろうなと感じました。
「光る君へ」は紫式部と道長の関係にスポットが当たっていて
史実の部分と創作が上手く織り交ざり
登場人物の人柄の部分や人生の部分がより濃く描かれていました。
今まで思い描いていた人物像とは異なった人たちが作中で生きていました。
私が好きな俳優さんたちが演じられていたので気持ちの入り方が違ったのかも知れませんが
それでも違う角度から平安時代や当時を生きた人たちをより身近に感じられた1年でした。
まとめると吉高さんとえもたす(柄本佑さん)と佐々木蔵之介さんが凄く良かったです。
1年ずっとキャーキャー言えて楽しかったですし、既にロスが起きています。。。
恐らく当時リアルタイムで「源氏物語」を読んでいた人たちも扇子に隠れてキャーキャー言ってたんでしょうね。
いつの世も人の心は変わらないのかも知れません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
暖かくしてお過ごしください。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2024年12月19日カウンセラーに聞きました*透明な柵(#240)
- 2024年12月17日感 じ た こ と*いつの世も
- 2024年12月11日写 真*冬の木々と
- 2024年11月21日日 常*麦茶