今月の会社からのお題目です。

 

「なぜカウンセラーになられたのですか?」という問です。

今までも問われ続けてきましたし、おそらくこれから先も問われ続けると思います。

正直今までは何となく・・・な答えをしてきましたが、改めて会社から問われてず~~っと考え続けてみました。

導き出した答えはとっても簡単。

 

「なるって決めた」からです。

 

自分で言うのもなんですが、他の道はどれだけでもあったはずです。

OLだって、写真家だって、小説家だって・・・アリでした。

ただ、「いじめ」という問題を目の前にしたときに何もできなくて悔しかったというのが大きいです。

当時の自分なりに闘ってみたものの、結局根本からの解決に至らず、いじめのターゲットが変更されて行くだけで、

ぐっと堪えることしかできませんでした。

それでも何かしたくて、反抗の意味を込めて登校拒否をしてみたこともありました。

 

反抗の登校拒否をしている頃、朝のワイドショーで「心の闇」について語る心理学者さんが多くいらっしゃり、

「この人たちと同じ職に就けば何とかできるかもしれない」と思い始め、

ちょうど親にも「将来は何になりたいの?」と聞かれていたのと重なり、まだ覚えたての「心理カウンセラー」という職を口にしました。

それはそれは大層喜ばれ、それから心理カウンセラーになるための門をこじ開け始めました。

上手いこと門が開かれたと思ったら閉じられ・・・を何度も高校・大学と繰り返すのですが、

それも今思えば必要な挫折だったんじゃないかと思います。

挫折の度に門は硬く閉ざされ、「あぁ・・・もう心理カウンセラーになるのは無理なんだ・・・」と落ち込み、

本気で他の職を考えました。それはもう、何度も・・・。

他の職を考えている時も、せめて、できるだけ、人の心に携わることがほんの少しでもできれば・・・と考えていました。

どうして三日坊主の自分が、こんなにもあきらめ切れないのか不思議で仕方ありませんでした。

 

でも、ある時ふと気づきました。

事あるごとにそっと隣で話を聴いてくれた親や友達、先生たち・・・。

何度も言葉に励まされ、勇気づけられ、もう一度頑張ろうと感じてこれたのは、その人たちが話を聴いてくれたからなんだと。

同じようにとはいかなくても、そうやって誰かの隣でそっと話に耳を傾けて生きていきたいと感じました。

そして何より、変な話ですが他の誰でもなく、思い描いた将来の自分像に救いを求めてたのだと思います。

 

きっと試されてたんでしょうね。

どれだけ本気なのか、何度も何度も挫折させてみてそれでも這い上がろうとするのは本気なんだって・・・。

どこかで何かが諦めてくれたのかな~?と思います。

 

なので、「なぜカウンセラーになられたのですか?」の問の解は「なるって決めた」からです。

 

余りにも拍子抜けな答えですみません。

でも、きっとどんな仕事に就かれてる方も「なるぞ!!」って考えてなかったらその職には就いてないと思います。

そこに付随する動機は多くあると思いますが、最後は決心なのかな?と思います。

理屈っぽいですけどね。

 

カウンセリングの現場でも時よりクライエント様が決心をなさる瞬間があります。

目の当たりにすると、「おぉ!!」と声が出てしまいそうなくらいに目が輝きます。

きっと未来への希望を見て輝かれるんだと思います。

 

どうして両親があんなにも大喜びをしたのかずっと分からないままでしたが、

今回この問いかけをされてやっと分かりました。

きっと、決心した目が輝いていたから・・・なんでしょうね。

 

できればこの先もずっと当時のように目を輝かせて生きたいなと・・・そんなことをふと考えさせてくれたこのお題目。

「初心を思い出せ」という意味合いが含まれてるのかな?と深読みし、もう一度襟を正すきっかけになりました。

 

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