その昔、長さは国によって呼び方も距離もマチマチでした。
ある国では王様の指先から肘までの長さを基準とし、
またある国ではトナカイの角の枝を見分けられる距離を基準としていました。
でも、王様が代わる度に視力の良い悪いで人によってバラバラであったり。
それはそれは不便で仕方ありませんでした。
ある時、これでは大変だ!ということで北極点から赤道までの1000万分の1の距離を
「1メートル」としようと決めました。
長さの基準がどの国でも同じになり、それはそれは便利になりました。
では、あなたの感じる幸せ・不幸の基準は隣の人の基準と同じなのでしょうか?
きっと全く同じ・・・なんて稀の稀だと思います。
ひとりひとり育った環境やしてきた経験が違うので同じでなくても良いのです。
全員が全く同じであったら・・・つまらなくて仕方がないと思います。
隣の人と違うからこそ、意見の交換をしたり会話を楽しむことができるんじゃないかな?
ゆえに意見が食い違って喧嘩をしたり距離を置いたりすることもあります。
だからこそ、相手の気持ちを考えたりする優しさが沸いてくるのかも知れません。
「みんな違って、みんないい」相田みつをさんではないけれど、
どれもこれももしかしたら全部OKなのかも。
あなたのこころの1メートルは朝起きたら天気が良かったとか、飲んだコーヒーが美味しかったでも
何でもいいんだよ。
だから隣の人の1メートルが、メイクがバッチリ決まったとか、電車の乗り継ぎが上手く出来たでも
いいと思うんだよね。
だって・・・きっとその方が面白いじゃん!!
・・・というのが私の1メートルだったりしなかったり。
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