好きなものを好きと言う

 

 

好きなものを好きと言うのは勇気がいると思う。

食べ物や色、動物やテイストの好みは比較的言いやすいですが
ディープな内容になると言うのにエネルギーが必要になって来ると思います。
それまで秘密にしていたり、あえて口外していないと特にです。

 

わざわざブログに書かなくても個人的な趣味に留めておけばいいのでしょうが
書きたくなったので書きます。

 

ドラマ「きのう、何食べた?」が凄く良かった!

あらすじ

几帳面な弁護士・筧史朗と、人当たりの良い美容師・矢吹賢二の2人が2LDKのアパートで暮らす毎日を
食生活メインに展開する物語。
主人公2人はゲイのカップルであり、メインの食生活以外にも、ゲイが抱える諸事情や
筧家を舞台にしてゲイの息子とその両親がどう向き合うかも描かれている。
基本的に毎回一話読み切り。
登場人物たちは実際の年月の進みに合わせて年をとっていく。

ストーリー内に於いて毎回かなりのページを史朗の調理のシーンに費やしており、
それが話の本筋と密接に関わっているのが特徴。
料理のシーンもほとんどレシピ本同然の詳細な描写があり、
食材や調味料の代用は何がいいかなどのアドバイスなども折り込まれている。

Wikipediaより引用・抜粋

 

俗に言うBL系マンガが原作のドラマ
一昔前なら好きな人の間だけでひっそりと共有されていた設定です。
多様性が認められつつあるからこそドラマ化されたんだろうなと思います。

少し前に流行した「おっさんずラブ」もそうですよね。
個人的にはスペシャルドラマの方がキャスティングやストーリーのスピード的に好きです。
林くんも良いんですが河合くんの方がリアルな気が…

あ、お気付きかと思いますがオタク気質です。
どっぷりディープにではないですし、上には上がいらっしゃるので「気質」と表現してます。

 

西島さんが同性愛者役で相手役が内野さん。
若い人同士ではなく落ち着いた大人同士と言うのもいいですね。
しかも料理をするなんて良く分かってらっしゃる!と見始めました。
残念ながら原作の方は口コミで知っていた程度だったので後々追いつこうと思います。

お料理をされる方が見るといい献立ですね!勉強になります。となりますし
食べる専門の方には「飯テロ」ドラマです。
今のところイチャつくシーンがないので初心者の方にも比較的観やすいですし
オタク側としては所々に出てくる用語に耳と脳内が反応し程良く心地いいトキメキがあります。

そして何より考えさせられるシーン。

カミングアウトについて…
冒頭でも書きましたが好きなものを好きと言うのは勇気のいることです。
プライベートな内容であればある程言いにくものです。

職業やキャラクター的にさらりと話せてしまえばいいですが、
信用性の高い職業や真面目な人間性だとなかなか言い出せないものです。

この物語な場合、美容師さんは職場でのカミングアウトを済ませ、
一方の弁護士さんは一切公表せずプライベートは謎のまま仕事をしています。
しかし、年齢的な事もあり職場の同僚は首を傾げています。

 

思うんですよね。
以前に講演を聴きに行って、今回もですが。

産まれた性別と好きな性別がたまたま一緒であっただけで
「人を愛する」と言うことは変わらないんです。
そして、愛する人の話を誰かにしたくなってしまうのは当然なことなのだと思います。

私だってたまたま女に産まれて
たまたま旦那さんが男に生まれて来ただけで
もしどちらかが違う性別でも結ばれるものは結ばれていると思います。

でも、それが周りと違うから認められず、数奇な目で見られるのも悲しいものです。

どこまでを個性と呼び、どこからを異色とするかの線引きは個人が決めるものです。
出身国・肌や目や髪の色・言語・文化など国際的な部分は時代の流れで認められています。
しかし、個々人の好みや先天・後天的特色を個性とするにはもう少し時間が必要なのが現状です。

そして、知識はあっても実際に目の前に現れると
驚いてしまったり、受け入れられなかったりするのも事実であると思います。

誰もが快適に暮らせる環境作りはそこに住む人、ひとり一人がしていくのだと考えています。
BLという入口だけではなく色んな入口があるので、興味が沸いたら是非どうぞ。

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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