3代前から名古屋生まれ名古屋育ち。親戚はみんな市内在住。
ビルとビルの間で生まれ育ちました。

 

小学校3年の夏休み、家族で矢作川へ遊びに行きました。

初めての川遊び。

カエルやヨシノボリや魚を捕まえて
高めの岩から飛び込んで
浮き輪で川を何度も下って
お腹いっぱいBBQと川で冷やしたスイカとひやむぎを食べて
未体験のワクワクがぎっしり詰まった日中を過ごしました。

夕方になり母が「本物の理科の教科書を見よう」と良く分からない事を言い出しました。

だんだんと暗くなり、周りに停まっていた車が居なくなり
蝉が鳴き止んで森の木々やカエルの鳴き声がうるさくなり不安になり始めました。

「もう帰ろうよ、暗いし怖いよ」と母に言うと「そこに寝てごらん」と
当時乗っていた車のボンネットを指差されました。

意味も分からず、恐る恐る寝転がると
目の前に空が落ちて来るような今までに感じた事のない圧迫感。

驚きからくる恐怖感に「ハッ」と息を吸い
少しの間吐く事も出来ず、心臓がドキドキして
何が起きているのか数秒考えて初めて「わぁぁぁぁ!」と声が出ました。

目の前には圧倒的迫力の星空、
プラネタリウムよりも多くの星、しかも本物が視界いっぱいに輝いていました。

今でもこの感覚は鮮明に覚えていて、
この感動を超える現象にはまだ出会っていません。
(ちなみに同じくらいの感動はイタリアで見たシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」でした。)

当時、理科で宇宙や星について学びその延長線で星座にまつわる神話の本に夢中でした。
いつか本で見るような空いっぱいの星を見たい…そう両親に話していた矢先のことでした。

今でも忘れない、私にとって最高の夏休みの思い出です。

あなたの子供の頃の夏休みの思い出を教えてください(くれたけ#116)に答えてみました