言葉にしないと伝わらない
日々の生活の中でつくづく感じています。
たとえ上手に伝えられなくても言葉にすることで
自分が何についてどう考えているのかを相手に知らせることができます。
言葉にしなければ自分がそのことを考えていることすら
誰にも知られることはないと思います。
察して欲しいという方もいますが
周りは確信がないと動いていいか迷うんです。
大切だったり近い存在だと余計に関係を壊したくないから行動に移せないんですよね。
もし、誰かとの関係で問題が生じているなら
まずは言葉を使って知らせる。
そして相手との言葉を重ねて初めて気持ちが伝わる。
こうして欲しいが決まっていたら細かく1つ1つ言葉にする。
自分と他の誰かって感覚が違うんです。
当たり前ですよね。
ただ一緒にいる時間が長くなってくると
自分と相手の境界線があやふやになってくるんです。
きっと相手も自分と同じことを考えているだろうと何となく思ってしまう。
境界線があやふやになると問題のきっかけが生まれる。
お互いの境界線があやふやなままで問題を話し合っても拗れてねじれる一方です。
だからこそ、言葉で明確に伝えるのが大切なんです。
言葉にしてやっと伝わるのを何度も何度も経験すると
あやふやに混ざっていた境界線がだんだんと見えるようになってくるんです。
お腹の底にある本当に伝えたいことは
言葉にするのも照れくさいかも知れないけれど
言葉にして伝えればきっと伝わるはず。
「きっと」や「多分」や「~だろう」を
お互いの中から消して確信に変えるのが「言葉で伝える」ということだと私は考えています。
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