もうすぐ立春。
今年が始まってもう1か月。早いですね。

所属会社からタイトル通りのお題を出されたので書きます。

私が提供できることは

ただそこに居て、ただ話を聞くことです。

私はとてもシンプルな仕事をしていて
それが「居る」ことと「聞く」ことなんです。

誰にでもできるけど、本気でやろうと思ったら奥が深くて
考えれば考えるほど複雑で難解だと常々感じています。

心理カウンセリングというと
心の不調を改善するとか
問題解決に導くとか
人生をより良い方向に向かせるとか
こういったことがイメージとしてあると思います。

実際問題、私ができることって会って話を聞き続けることだけなんです。

悲しい事、辛い事、耐え難い事があって
心が壊れそうだったり、次々溢れ出てくる気持ちを時間の限り聞く。
指示も否定も肯定もせず、クライエント様の話をそのまま聞く。

その中で共感や気付きや発見があって
クライエント様自身が自由に思う方向へ向かっていく。
自分で自分の人生を自分の足で立って歩んでいく。

そういった場所と時間の提供もできているかもしれません。

先日クリニック勤務の心理士の友人と
結局何もできなかったと思うこともあるけど、会って話すことは大切だよねと話をしました。

それぞれの状況は違えど
ここで話ができると思える場があって
そこに話を聞く人が居る。

居て、聞く。
シンプルで誰にでもできそうなことを私は心理カウンセラーとして提供しています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

「あなたは心理カウンセラーとして、どんなことを提供できますか?」(くれたけ#218)” に対して1件のコメントがあります。

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