夕方、電車に揺られていると隣に座っていたおばあさんが何やらブツブツ言って手を合わせていました。
何を言ってるのかな?気になって耳を澄ます。
「なんまんだぶ、なんまんだぶ・・・」
沈みかけた太陽に手を合わせていました。
そう言えば、私の祖母も同じことをしていました。
「どうして太陽に呪文を唱えるの?」まだ幼かった私は尋ねました。
祖母は「太陽が昇るから、今日も白いご飯が食べられるんだよ。だから感謝しないと」と教えてくれました。
きっと生きることの原点ってこういうことなんだろうな・・・と
隣に座ったお婆さんを見て懐かしく感じ、また改めて大切なことを教えて貰いました。
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