洗濯槽の掃除をしました。
ぐるぐると回る洗濯機を見ながらふと、小学生の頃のことを思い出しました。
確か「今と昔の生活用品の違い」について社会の授業を受けた時のことです。
掃除機ではなく箒で、アイロンは電機ではなくて、洗濯機は洗濯板。
その当時私にはまだ大ばあちゃん(曾祖母)が居て、昔使っていた木の洗濯板を見せて貰いました。
プラスチックスの洗濯板は見たことがあっても木を見るのは初めてでした。
しかも相当使いこんであり、ところどころ穴が開いていました。
「何でこんなに穴があいてるの?」と訊くと、
「木が削れて穴があいても違うところを使ってを繰り返したんだよ。
昔は今のように物を使い捨てるという文化はなかったからね。」
その当時は「へぇ~」で済みましたが、
今になって考えると「使い捨て」という文化があるのは物が溢れたからこそなのです。
当たり前なことが当たり前ではないと感慨深く思い出を振り返ってみました。
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