事実は小説より奇なり

メイドの手帖 著書:ステファニー・ランド
バラク・オバマ氏が毎年更新する読書リストの1冊(2019夏版掲載)
「書くことで自らを救った」というコピーに魅かれて読み始めました
次々と降りかかる現実
子育てと仕事と元旦那と両親のもとでグラグラと揺れながら
不安と娘を抱えて生き抜く様子は読んでいて心が痛みました
もしも…と重ね合わせてしまったり
日本とは違う環境や思想に気後れしつつ
他人ごとには思えなくて
最後まで彼女たちの幸せを願いながら読み終えました
知らないだけで
今まで知らなかっただけで
海の向こうだけでなく
同じ国でも似たようなことやもっと酷い現実に打ちひしがれている人が居る
救うなんてたいそうなことはできなくても
知るだけできっとこの先力になれるかも知れない
リストに掲載されたことで一躍有名になったこの1冊
アメリカンドリームと言っても過言ではないと思う
どんな状況にあっても夢を忘れない
綺麗ごとかも知れないけれど
夢を忘れなかったからこの親子の現実が多くの人に読まれることになったんです
ずっと追い続ける必要はなくて
一旦置いておいて見れるときにまた見ればいい
忘れなければ、また思い出して動き始めればきっと叶う
大きくても、小さくても
最近読んだ本の紹介でした
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
-
名古屋市南部を中心に、ルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングをしています。
言葉にする前の心の声にもそっと寄り添い、少しでもほっとできる時間を届けたいと思っています。
趣味は読書、写真、カフェ巡り。
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