幾つもの歯車がかみ合って全体が動いて
どれか1つでも動かなくなれば全体が動かなくなる

修理の時は原因になった歯車だけじゃなくて
全部のパーツを取って最初から組み立てる

原因は必ずしも1つだとは限らないのです
そう思ってると直るまでに時間が掛かってしまうし
1つ1つ磨いて綺麗にするのも仕事の内なんですよ

以前、時計屋さんで修理をして下さった時に聴いたお話です

 

この話ってどこにでもあてはまると思うんです。

 

例えば会社等のチームの場合
誰か1人が動けなくなってしまったら原因にばかり集中するのではなく
チーム全体の立て直しを図る必要があるということなんですよね
そして重要なのは原因が1つではなく複数ある可能性があると
全員が認識をして協力をすることがカギになる

家族の場合も同様で
例えば、問題行動を起こす子どもにばかり気がいってしまいがちですが
見えているのは氷山の一角で
お互いが知らないところでトラブルや悩みを抱えている場合があります
お母さんだけが問題解決に必死になる場合が多いのですが
家族全員で問題の根本となる家族の在り方について
話し合う・歩み寄るのが糸口になってくることがあるんです

 

もし、どこかが嚙み合ってないなと感じたら
全部を離して最初から組み立て直してみたら今まで以上に回り始めるかも知れませんね

 

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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