感 じ た こ と*

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音の季節

    たまには自転車で買い物へ行こうと近所を走っていると 生暖かい風と一緒に風鈴の音がしました   思えば暑さに負けて必要最低限の外出しかしてこなかった今年の夏 外出しても車移動ばかりだっ […]

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アオハル

    ひゅーんと飛行機雲がくっきりついて 歩くと汗が滴ってくる蝉しぐれの中 もし、青春真っ盛りで隣に好きな人が居たら… あの観覧車は輝いて見えるんだろうな  

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記憶

  香りと記憶の関係は深いというけれど すばり同じ香りでなくても似た香りでも記憶は呼び起こされ 感情も一緒に蘇ってきたりします 嬉しかったこと 悲しかったこと 寂しかったこと 大好きだったこと とてもとても古い […]

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変わり目

  今朝、蝉が鳴いていました。 2020年初蝉です。     そういえば、どこからともなく蚊取り線香の香りがして 上の子のトマトも次々と赤くなってきて すれ違う子たちが七夕の歌を口ずさんでた […]

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土曜日の学校

  カランコロンと水筒に少し残った麦茶と氷を鳴らして 中身がほとんど入ってないガサガサいうランドセルを背負って帰った土曜日の学校 男の子たちが学校前の公園の水道で水遊びしてる横をすり抜けて 「今日のお昼は何だろ […]

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ハレルヤ

    長く雨が降り続くと思っていた 何日も何十日も重くてどんよりした雲が頭の上にあると思っていた 来る日も来る日も足元を見て慎重に歩く日々を想像してうんざりした きっと明日も雨だ 諦めて眠りについた […]

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ブドウ畑で捕まえて

  いつも穏やかに笑ってた その顔しか思い浮かばない程に   壮絶な人生を歩んで 大好きな趣味を手放した 静かにコツコツと働いて 引退してからも人が慕って訪ねてきた 誰よりも家族の時間を大切にして 隣 […]

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雑踏の中へ

    雑踏の中で本を読むのが好きだった シャリ、シャリとページをめくる音が私の耳にだけ届く この空間にいるのに 意識は本の世界へと行っている 時々、行間で目線を上げて空間に戻る そしてまた世界へ潜り […]

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回る方向

      例えば、宇宙はずっと同じ場所にある 知っていても意識しているかどうかで 宇宙との距離は変わってくる 同じように希望もずっと同じ場所にある 少し手を伸ばした距離にある 意識したら見 […]

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可能性の原泉

  これまで やれない、できない、そんなの無理と 無意識に除外されていたことが 予期せぬタイミングで、できてしまったりする。 しかも、簡単に。 本当は やりたくない、面倒だ、今のままがいい だったんだと気付いた […]

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