今回から不定期でカウンセラー×カウンセラーのコラボ企画始めます。

 

同じ子育て中のカウンセラーさんとテーマを決めて楽しく話をして記事にしていきます。

題して「ゆる~~く子育てしたいよね~」
ノウハウではなく考え方・選択肢・気持ちの持ち方など
子育てが少しでも楽になるような発信ができたらいいな~とゆるゆるな発想でスタートしました。

 

記念すべき初回を飾るのは
くれたけ心理相談室 京都支部の山田真智子カウンセラー
公式サイトはこちら https://machiko.counseling1.co.jp/

 

ざっくりプロフィール(2021年現在)

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3歳の娘さんを育てる一児のママ
今年度より名古屋本部から京都支部へ移りお子さんも幼稚園に入園
親子ともに新しいスタートをされました
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子どもが同い年&初めての育児。
3歳さんあるあるを話したかったのでお誘いしました。
1つ返事でご快諾・第2弾の提案まで頂きありがとうございました♡

 

今回のテーマは…

「朝のあれこれ」~前編~

ただでさえ忙しい朝、子どもがいたらもっと大変⁈
どんな朝をどう過ごしているかを訊いてみました。

 

横地:きっと多くのママさん大変であろうと思うんですけど…

今朝はどんな感じでしたか?

山田:いつもは先に起きて自分の支度をするのですが、今日は一緒に起きてしまってこのパターンもあるのか!と。
じゃあ先に娘を準備してTVを観せてる間に支度をしました。
子どもって起きた瞬間から遊びたいんですよね~。
最近遊んでなかったおもちゃのマニキュアを出して塗ってて…もう制御不能~て感じでした。

 

朝のルーティンはありますか?

山田:特にはないですけど、幼稚園に行くのを嫌がった時は支度をしたら好きなTVが観れるよとエンジンをかけています。
好きなTVを観ると気持ちが少しは晴れるので今のところその作戦でスムーズにいっています。
「行くよ~いくよ~」という時間が長いと頭の中で幼稚園のイメージが膨らんでくるので、できるだけ気が付いたらバスに向って歩いてる状況を作るようにしています。

横地:その作戦一緒です。やりますよね~。

 

幼稚園の送迎バスはどうでしたか?

山田:(入園から)2週間経って最近は諦めて幼稚園にも慣れてきて
ちょっと離れるのは寂しいけど仕方なくいく感じでバスに乗ってますね。

横地:ふてくされた感じで乗っていくということですか?

山田:良いとこ見せたいのもありつつ、行くと最初は泣いてるみたいです。
だんだん、泣いてる時間より泣いてない時間の方が長いと娘は言っています。
先生は遊んでる時は泣かないけど、ふと何もすることがなくなった時に泣いてると報告してくれました。
お母さんが可哀そうだと思うと良くないと聞き笑顔で見送ってます。

 

朝、必ずお子さんにかける言葉はありますか?

山田:特にないですが、とにかく元気いっぱい「いってらっしゃ~い!」と見送っています。
少し違うかも知れませんが、イヤイヤが強かった時にどうやって登園させようか考えました。
娘が抱くモヤモヤを何か表に出せないかと思って…
「今、楽しいがこのくらい(指でちょっと)で寂しいがこ~~んくらい(腕を伸ばして)だよね?でも、だんだん楽しいがちょっとずつ増えてくるから」って話したら2~3日後に「母ちゃん!楽しいがこのくらいだった!」と指で表現してくれたんです。すごいじゃん!って感動しました。
でも波があって次の日に泣きはらした顔で帰ってきて「今日はこのくらいだった」って小さすぎて指くっついてるじゃん!てことがありました。
そうやって表現する術を習得した事で少し落ち着くと思うんです。
人に伝えられると表情が和らぐんです。

横地:その方法良いですね!

山田:それぞれ方法はあると思うけど、言葉に出せないのが一番ストレスなのかな~と思う。
ある日、先生にいっぱい怒られたって帰ってきた日があって
多分私が推測するに注意されたり促されりしたのを怒られたと感じてるんだと思うんです。
今まで催促された経験が(娘には)ないので、初めての感覚をそのまま鵜呑みにするのはまだ危険かなと思うんです。
信じたいけど、最終的には曖昧で終わらせてます。本当は追及したいんですけどね~。

横地:知りたい派なので「先生なんて言ってた?」と訊いて、それで判断してます。

山田:子どもってそのまま伝えるのはできますもんね。お友達が何を言ってたとかそういうのは最近よく聞きます。
少し前まで娘からは幼稚園の「よ」の字も出なくて、私の方から幼稚園の話をしようとすると話題変えてたんですけどね。

 

お迎えのバスに間に合わない時はどうします?

山田:まだイメージでしかないんですけど、抱っこして走ります。
一度私が送ってしまうとそういう方法もあると覚えてしまうので、できるだけ乗せます。
最終手段の「母が車で送る」はできるだけ取っておこうと思うのですが、
本人のストレスにはなって欲しくないんです。
なので玄関を出るのは自分の足で出て欲しいなと無理強いせずそこだけは間に合わせたいと考えています。

横地:お子さんの気持ち第一で時間との真剣勝負ですね。

 

パパは朝どんな感じですか?

山田:もうとにかく、期待しないことが一番!

横地:確かにそうですね!

山田:お父さんに何かして貰おうという希望はあっても期待はしない。やって欲しい事は言葉にしています。
それ以上は期待しない。今はこれでしょ?という私の感覚を分かっていると思うと腹が立つからそれは思わない。
そのポジションがうちは楽かな?夫は時間になったら出ていくし、いつもの流れの中に父ちゃんいる~みたいな感じで過ごしています。

 

 

バタバタな我が家とは違い和やかな時間が流れる山田家の朝。
親の立場もありながら娘さんの気持ちもしっかりと汲み取る余裕があるって素晴らしいと感じました。

「パパには期待しない!」に深く共感し、「希望はあっても期待しない」は名言。
このスタンスが良い夫婦関係を築く1つの秘訣かも知れません。
子育ても夫婦関係も言葉にしないと伝わらないのは同じことです。
そして、伝えられない、伝える術を知らないとストレスが溜まるのは
他の人間関係にも共通して言えることではないでしょうか。

伝える・伝わった、を親子間で感じ合うことで安心と信頼が築かれていき
安全地帯である親を基地にしてお友達や先生たちとの関係造りに
乗り出していくのだと今回のインタビューを通して改めて感じました。

娘ちゃん幼稚園でいっぱいお友達ができて楽しくなるといいですね♡

 

後編はインタビュー中のこぼれ話がとても良かったのでそちらを書いていきます。
子育てに対する基本スタンスの話がメインとなってきます。お楽しみに*

後編のページはこちらhttps://minami.counseling1.co.jp/2021/04/27/special-2/

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

ゆる~~く子育てしたいよね~。朝のあれこれ~前編~” に対して2件のコメントがあります。

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