不定期で進行中のカウンセラー×カウンセラーのコラボ企画

「ゆる~~く子育てしたいよね~」

全ての子育て中の方が少しでも楽に子育てができるヒントになったらいいなと
ゆるゆるな発想からスタートさせました。

とにかく楽しくカウンセラー同士で子育てのあれこれを話しております。

 

今回は「朝のあれこれ」をテーマに
くれたけ心理相談室 京都支部の山田真智子カウンセラーにインタビュー

公式サイトはこちらhttps://machiko.counseling1.co.jp/

 

こぼれ話が個人的に良かったので前後編の二部構成で書いています。

前編はこちらからどうぞhttps://minami.counseling1.co.jp/2021/04/26/special-1/

 

「朝のあれこれ、こぼれ話」~後編~

話してるうちに脱線しちゃうのは子育てに奮闘している証拠⁈それとも楽しかったから⁈
お互い頷いて発見し合ったことをいくつか書いてみました。

「登山の経験もないのにいきなりロッククライミングかよ~」

山田:ちょっと話してもいいですか?

横地:いいですよ。どんどん話して下さい。

山田:この間、くれたけのカウンセラーの方が
❝3歳の幼稚園入園って過酷ですよね~❞って話してて
その時まだ入園前で実感してなかったんですが入園して本当に過酷だな~って。
これまで友達なんて作ったことがないのに突然自分から作るってすごいと思うんです。
今までママ同士が繋がって自然に友達になっていたのに、自分でどうやって作るんだろう?と思って。
恐らく先生がリードしてくださると思うんですけど、
登山経験がないのにいきなりロッククライミングかよ~って感じました。

横地:確かに過酷ですよね。うちもこの間入園式だったんです。
殆どの子が2歳児クラスからの持ち上がりで新しい子が数人居たんですけど、新しい子たちが親御さんの足にぎゅ~って抱き着いてて、そうだよね~って思いました。

山田:あの子なりにチャレンジするんだろうな、と信じて想像して楽しんで待ってます。

横地:信じる、ですか。いいですね。

山田:子どもをとにかく信じて、認めて、受け止めるようにしています。
(幼稚園から帰るまで)待ってる時に気にしてると時間勿体ないし、お互い楽になるには信じる。
親側の気持ちの波もあってできない時もあるんですが、基本は受け止めています。
できない時はできない時で、それがお母さんよ~って開き直ってますけど。

横地:段々成長してあの時はこうだったと言われるようになっていくんでしょうね。

 

子どもと自分を別の生き物だと認識する

横地:生まれる前に育児書とか読んで一応の知識を入れたのですが結局何も実践できてないんでよね。真智子さんはどうですか?

山田:私も言葉としては知ってたり他のママさんから話には聞いてたんですが
やっぱり子育てに正解はないですね。教科書もなくて…。
子どもってどうやっても育つと思うんです。
ママがどうしたいとか色々あっても成長の過程で様々な環境や人間関係の中に入っていくからそうはいかないんですよね。
子どもには子どもの環境、親には親の環境がある。そういう運命だと捉えています。

横地:時代も環境もそれぞれ違ってきますもんね。

山田:そうなんです。
別人格であることが芯で、楽であることが大事だとつくづく感じています。
私が楽であれば子どもも楽だし、私が辛いと子どもにも伝わって辛くなるという意識を持っていれば上手いこと親子のバランスが取れると思っています。

 

男女の差もあるけど気質の違い

横地:うちの子、男の子なんですが分かりやすいカッコつけが凄いんです。
彼なりの何かがあると思ってみてるんですが…何かありますか?

山田:うちは女の子なのでプライドが凄いです。弱い所見せないとか。

横地:小さい内からしっかり女の子ですね~。可愛い!

山田:もう本能なんでしょうね。まだ知恵や知識がそこまでついてないと思うんです。
それでも滲み出てくる男女差の本能の部分や気質の部分を大事にしたいなと。
もう少ししたら考えられるようになって隠してくると思うんです。

横地:でしょうね。今ちょうど本人の基本設定の部分が出ていて、
成長と共にオプションが付いてくるから今のうちに取扱説明書を作って置くと楽ってことですよね。

山田:そう。だから今、さらけ出してる気質の部分を汲み取って覚えておくのが大事だと思っています。
今のうちに頭に叩き込んでおかないとですね。
そして、あの子と私は別人格だということを忘れないようにするとより楽ですね~。

横地:お互いに楽であることで親子の程よい距離感が取れるとい事ですね。
今日はお時間頂きありがとうございました。また次話しましょう。

 

本当に楽しい1時間でした。真智子さん、ありがとうございました。
ママ会の延長線上のような感じで終始和やかで笑いが絶えませんでした。

こぼれ話としてまとめましたが、真智子さんと話していて感じたのは
頑張りすぎず、気持ちの落としどころを一貫して持ち続けるということでした。

キーワードとしては「信じる」「別人格」「楽」「運命」

この春から環境が変わり娘さんはもちろん、真智子さん自身もプライベートの部分で気持ちが揺れることが多かったと思います。
娘さんのことを信じてこういう運命だったと
何があっても気持ちを汲み取り、受け止めようとするスタンスは
ご自身でも言われていましたがカウンセリングに通ずるものがあると思います。

ざっくり「朝のあれこれ」というテーマで始めましたが
どんどん良い話をして下さりとても勉強になりました。

次回また違うテーマでインタビューができたらいいなと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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