拓くとき

ずっとその一言が言えなかった
言ってしまったら
もう、二度と立てない気がして

ひたすら膝を叩いて立ち上がった
止まって座ったらもう前を向けない気がして

何度も拭った目元
こぼしてしまったらもう…

限界が来てることは知らないふりをした

このままではもうダメだと感じて
勇気と声を振り絞って小さな声で呟いた

思っていた終わりではなく
これから何かが始まる気がした

投稿者プロフィール

横地 里奈くれたけ心理相談室 名古屋南支部 心理カウンセラー
名古屋市南部を中心にルーム・カフェ・訪問・オンラインでカウンセリングを承っております。
言葉になるまでの心の声にも耳を傾けています。

趣味は読書と写真と秘密基地探索。

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